グランドオープンまでに出資馬が2桁になりました。嬉しいです。
どうも、Lucky Strikerです。
長い長い改修工事を終え、902日ぶりの開催がスタートした京都競馬場改めセンテニアル・パーク京都競馬場。
土日になれば用が無くてもとりあえず淀へ向かっていた私にとってはもう待ちに待った開催ということもあり、JRAカード会員の先行抽選でしっかり席を確保し早速参戦してまいりました。
というわけで今回はそんなグランドオープン初日の様子やリニューアル部分について一人の競馬好きとしての感想を書き連ねていこうと思います。
新しい部分については既に様々なメディアで触れられているので感想ベースの記事になります。
また今回はスマートシートを予約しての観戦でしたので、スマートシートプラス以上のブルジョアエリアには入れていませんのであしからず。
これから行く予定の方やお悩みの方の為になれるよう頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします!
今回は電車で向かったのですがさすがオープン初日、重賞も開催されない日とは思えない人の量。

今開催の京都から新入場システムが導入されているため、受付の方がQRコードリーダーを持って待っていてそちらでスマホの画面を見せて読み取ってもらう形に。
スマートシートなどの指定席の場合発券の手間が省けるので、ゲートまでに画面を表示した状態で進めばかなりスムーズに入場できると思います(複数名でご来場の方はここまでにチケットの分配もお忘れなく)。

こちらはステーションゲート2階にあった当日入場券の自動券売機と思しき機械。
使い方は分かりませんが恐らくQRコードの印字された紙が出てくるのでは。スマートっちゃスマートですがG1開催日の特別入場券をついつい残したままにしてしまったりする私としてはそれが無くなってしまうなら少し寂しさも。


ステーションゲートを抜けると左手に旧パドック跡地と新設されたゴールサイドと呼ばれるスタンドが。
連絡橋からあの円形パドックが見えないのは凄まじい違和感でしたがこれは慣れですね。
ゴールサイドはもう一目でわかるほどに綺麗なスタンドです。外壁がガラス張りの部分が多く外からも中からも解放感があります。
横に改修されていないステーションサイド(旧ビックスワン)があるのもあって余計に先進的に見えますね。

こちらは新しくなったパドックの様子。
第一印象は「なんか思ってるよりだいぶ近く感じる」。
これまで行っていたのが少し距離のある阪神競馬場だったというのもあるかもしれませんが、それにしても馬体が結構見やすかった印象です。



パドック上部のパドックリングも3枚目のような地下馬道の入り口の上とかでなければある程度は馬体の見える造りに。
予想はパドック派の方はともかく、出資馬を写真に収めたいという方はパドックリングでもいけそうな気がします。私カメラ持ってないんですけどね。
あと写真ではわかりづらいですがパドックのモニターめちゃくちゃ綺麗でした。

旧パドック跡地は芝生が生い茂る憩いの場に。
椅子は争奪戦でしょうが広さに余裕があるので芝生に座って過ごすのもいいかも。ここにも大型モニターがあるので天気が良ければ快適空間かもしれません。(過度な場所取りは恐らくNG)


こちらも新設された「三冠馬メモリアルロード」。
一言でいうと綺麗な庭ですね。少し小さめ。天気がいい日の散歩にはぴったりです。

また旧シンザンゲート前にあったシンザン像が三冠馬メモリアルロード横に移設されていました。
ちなみにホームページによると三冠馬メモリアルロードは京都競馬開催日のみ観られるそう。


若者向けと思われるフォトスポットもありました。阪神競馬場にある壁ドン騎手パネルはなかったです。
それではいよいよ新スタンド、ゴールサイド内へ。

当然ですがめちゃくちゃに綺麗です。東京競馬場ほど華美な感じはありませんが「うわあ、綺麗…」となる感じ。わかりますかね?
ちなみに「UMACA持ってないと馬券買うの大変かも」みたいなことがまことしやかに囁かれていましたがそれはそうかもしれません。
というのも、上の写真はスタンド1階の写真なのですが2階はというとこんな感じ。



誇張無しでまじでゴールサイドの2階はUMACAでの投票所しかないです。今までの現金及びUMACAの投票所の数を考えると現金での購入窓口は結構減ったといってもよさそうです。
ブルジョアエリアは分かりませんが、スマートシートや入場券で来られる方は最初のレースを買う前にどこの投票所で馬券を買うかを一回確認したほうがいいと思います。
ちなみにこれのせいかポイントのせいかわかりませんがUMACAを作る方が結構長めの列をなしてました。時間が経てば落ち着くでしょうが直近でカード作成を考えている方はそちらもご注意を。

2階のステーションサイド側には国内最大級のUMAJO SPOTが。
外から中の席の様子が見えるのですがこれはもう普通のカフェです。ポルタにあっても違和感ないと思います。
女性同士で来られた方はピッタリでしょう。ただめちゃくちゃ並んでました。

2階のゴール側に壁めがけて歩くと旧パドックにあったモチノキで作成されたモチノキ時計が。
写真で見るよりテカリ凄いです。ぜひご覧ください。

1階に降りてゴール側を壁沿いに進むと地下馬道が見えるスポットが。
ただ写真でわかる通りガラスがめっちゃ反射します。あとフラッシュは厳禁です。撮影の際はどちらもご注意を。
それではいよいよ本馬場側の外に。

新しいゴール板。前の白鳥モチーフに名残惜しさはありますがこれも慣れていくでしょう。
あとこれは初日だからですが芝が尋常じゃないくらい綺麗でした。


ウイナーズサークルと検量室前。ウイナーズサークルは地面のデザイン変更程度ですが検量室前は障害物がなくなり丸見え状態に。かなり印象が変わりました。

こちらはスタンド。デカいです。
特徴としてはスマートシートの席のサイドに簡単な物置スペースが追加されてます。これ地味にありがたくて特に席でご飯を食べたいときなんかは結構役立ちます。
あと単純に横との間隔が空くので観戦も楽ですね。

1レースとは思えない盛況ぶり。こんなのG1開催日でもあんまり見ませんよ。

お昼ご飯はゴールサイドに新しく出店した焼鳥かなざわの焼き鳥丼(大)を。
空腹すぎて一口食べてから写真撮ってますがこれ美味しかったです。お肉が思っていたより柔らかくタレとお米の相性も良かったです。
今回は七味と山椒を一袋ずつかけていただきましたが個人的には山椒はマストですね。
ちなみに2年半ぶりということもあってかどのお店も結構てんやわんやしてました。ピークずらしても結構並んでいたので直近で行く方や特に天皇賞の観戦を予定している方は注意が必要かも。
大きく変わったゴールサイドですが一歩ステーションサイドに足を踏み入れるとそれはもう見知った風景がお出迎えしてくれます。

凄い安心感ですね。急に帰ってきた感じがします。こちらはこちらで心弾みます。
ゴールサイドの方はマークシートを書ける机が広めにとられていてそれはそれで助かるのですが、この狭い机で見知らぬおっちゃんと殺伐とした雰囲気でマークシートを塗るのもまた趣深いですよね。

みんな大好きシグネットホールはゴールサイドに人を取られて見たことないレベルの空席具合。
上の方の席はすぐに馬券を買いに行けて、室内で、椅子もそれなりに良くてと生で観ることをかなぐり捨てたらかなり快適なんですよね。実は今一番の激熱スポットかもしれません。

改修前に私が根城にしていた3階喫煙所も健在でした。ただモニターがつかなくなったのは残念。
ここ、出ればすぐ馬券買えるしタバコ吸いながらレース観れるしで最高だったんですよね。

あと細かいポイントですがゴールサイドのタダ茶がスタイリッシュなサーバーになっていました。
次回行ったときは飲んでみようと思います。
あとトイレの入り口が広くなってました。
以前の京都競馬場に行ったことある方ならわかってくださると思うのですが、入り口絶妙に狭細くて半身じゃないとぶつかりそうなことも多かったあれ、かなり改修されています。
ただ今度は中に入った後が変に複雑でどこに何があるのか直感的にわかりづらいです。トイレの際は余裕を持って向かうことをお勧めします。

というわけで新しい京都競馬場の観戦レポ、という名の感想文でした。
個人的には様々な点が綺麗にブラッシュアップされたなという印象でかなり良かったと思います。
一方で投票所の変化など注意が必要な部分もあるので、初めて行かれる際は散策もかねて歩き回って確認するのも結構重要かなとも思ったりします。
何はともあれ久しぶりの京都競馬場、行かれる方は目一杯楽しんでください!
最後に一言だけ。
日焼けしたくない人はちゃんと対策しましょう。なめてると凄い焼けるよ。まじで。